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最近の任意整理について

2025-03-18

借金を整理する債務整理の1つに任意整理があり、通常、現在の借金の残高を将来利息なしで分割払いの和解をすることを任意整理というのですが、最近、将来利息を付けないと和解には応じられないという業者や、ある程度の頭金を要求した上で将来利息を付けなければ和解に応じない業者が増え始めてきました。任意整理はあくまでも業者との合意(和解)が必要なので、業者が応じなければ任意整理はできないことになります。

将来利息を付けるとなかなか元金が減らないことになるので、当然、毎月の支払額が多くなってしまう上、支払回数を延ばすくらいしか弁護士に依頼するメリットがなくなってしまうので、借金整理のためには破産や個人再生を選ばざるを得ないことも増えてきました。

破産や個人再生ではなく任意整理を希望される方もいらっしゃいますが、任意整理の現状はなかなか難しくなっているので、破産や個人再生も選択肢の1つとしてご検討いただければと思います。

なお、任意整理はあくまでも業者と和解できなければ成立しないものであり、国が認めた借金救済制度でも何でもありませんので、ご注意ください。

クチコミについての注意点

2025-02-21

以前にも記載しましたが、Google等のクチコミの弁護士に対するレビュー、特に星の数はあてになりません。

業者に依頼して高評価のクチコミを書いてもらうところもありますし、営業を掛けてきた業者が断られた腹いせに低評価のクチコミを書くこともあります。 (さらに…)

ChatGPTについて

2023-05-29

当事務所が法律相談予約システムなどのITシステムを積極的に導入している関係で、ChatGPTなどのAIシステムは導入する予定はないかとのお問い合わせを受けることがあります。

結論から言えば、ChatGPTは信用できない点が多く、導入は予定しておりません。

アメリカの話ですが、ニューヨークタイムズ等の記事によると、弁護士が裁判で使用する判例をChatGPTに依頼して集めたところ、大量の偽物をつかまされる事態となったとのことで、弁護士が裁判所へ提出した8件の判例のうち6件が架空の判例だったそうです。

当事務所でも試しにChatGPTに様々な質問をしてみましたが、その回答は非常に一般的で抽象的なものに過ぎなかった上、間違った情報も含まれていました。

巷間では、ChatGPTについて、「『知ったかぶりの人物』と話しているような感じ」と言われていますが、その通りだと感じました。

弁護士の開設するインターネットサイトで情報を発信する以上、他人(機械)が作成した誤りが含まれている可能性がある情報を発信するのはあまりに無責任ですので、現在のところ、当事務所ではChatGPTなどのAIシステムを導入する予定はありませんので、あらかじめご了承ください。

 

 

相続登記の義務化 その2

2023-02-28

以前のコラムで2024年頃から相続登記義務化されそうだと書きましたが、正式に2024年4月1日から義務化されることが決まりました。 (さらに…)

法律事務所の違反広告にご注意ください

2022-09-28

当事務所のウェブサイトをご覧いただいている皆様の中には他の法律事務所のウェブサイトもご覧になっている方もいらっしゃるかと思いますが、中には違反広告もあるそうです。 (さらに…)

当事務所は設立12周年を迎えました

2022-06-02

皆様に支えられ、当事務所は、本日、設立12周年を迎えることができました。昨年はインターネットによる法律相談予約システムの導入など、一昨年に引き続き新しい試みを導入した年でした。

今後も、社会の変化に伴い、皆様のニーズに沿った新しい試みを導入していこうと考えておりますので、安心してお気軽にご相談ください。

お問い合わせフォーム及びネット予約システムご利用のご案内

2021-11-26

 裁判等の外出や、相談、打合せ等により不在がちで、お電話でお問い合わせいただいた方々にはご迷惑をおかけいたしております。

 当事務所のお問い合わせフォームですと、24時間、弁護士宛にメールが届くようになっておりますので、必ずご対応が可能です。よろしければご利用ください。

 また、当事務所のネット相談予約システムはMicrosoftのシステムを利用しており、安全性が高い上、ネットでの操作のみでご希望の相談日時に予約が入りますので、大変便利です。よろしければこちらもご利用ください。

家事調停にウェブ会議導入

2021-11-02

以前のコラムにも書きましたが、いよいよ、離婚相続などを扱う家事調停手続きで裁判所弁護士事務所などをインターネットで結ぶ「ウェブ会議」の試行が始まるようです。 (さらに…)

債権回収としての仮差押の有効性

2021-10-05

取引先等の相手方が代金売掛金を払ってくれない場合、強制的に回収するためには訴訟を起こした上で強制執行をする必要がありますが、時間がかかるため、強制執行に着手した時点では相手方に資産が残っていない可能性も大いにあります。 (さらに…)

むち打ち症(頸椎捻挫)と後遺障害等級

2021-07-07

 自動車に乗っていて交通事故に遭うと、頸椎捻挫、いわゆるむち打ち症を発症することがよくあります。 (さらに…)

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