クチコミについての注意点

以前にも記載しましたが、Google等のクチコミの弁護士に対するレビュー、特に星の数はあてになりません。

業者に依頼して高評価のクチコミを書いてもらうところもありますし、営業を掛けてきた業者が断られた腹いせに低評価のクチコミを書くこともあります。

また、弁護士業界特有なのですが、事件によってはどうやっても勝てない事件もありますし、法律や制度の限界により弁護士にもどうにもできない事件もあります。当事務所では事件についてのネガティブな見通しも隠さずに正直にご説明することがご相談者やご依頼者の皆様に対する誠意だと考えているため、できないことはできないと正直にご説明するのですが、ご相談者やご依頼者の中には否定的な対応をされたということでご不満をお持ちになる方もいらっしゃるようです。事件の相手方が嫌がらせで低評価のクチコミを書くこともあります。

また、無理な要求をされる方もおり、これを断ると否定的なクチコミを書き込まれるというのは、弁護士業界に限らず医師や飲食業などで一般的にあるようです。一種のカスハラと言えるかも知れません。なお、当事務所は、無理な要求や無償サービス提供の強要には、否定的なクチコミを書き込まれたとしても断固として応じません。

当事務所では、当事務所を信頼して繰り返しご相談やご依頼をいただいたり、知合いの方等をご紹介いただくことも多数ありますが、そのような方がクチコミを書くことは少ないようです。もちろん、高評価のクチコミを書くよう当事務所からお願いすることもできませんので、上記の事情により自然と低評価のクチコミが集まるようです。

低評価のクチコミに至るまでには様々な事情がありますが、そのような事情を説明したくても守秘義務により具体的な説明や反論が不可能なため、お察しいただけますと幸いです。なお、一方的に否定的なクチコミを書き込まれて全く反論できないというのはフェアではないので、守秘義務を放棄したものとみなして抽象的に反論することはあり得ます。

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